胸のムダ毛を脱毛したら乳がんになるリスクは?【健康・肌トラブルの危険性は?】
胸の脱毛が原因で乳がんになるという噂もありますが、結論から言いますと脱毛サロンの光脱毛では乳がんのリスクはありません。
胸のムダ毛が気になっており、脱毛したいという人もいるでしょう。この部分は普段洋服に隠れていますし、あまり他人に見せる部分ではありません。
しかし、温泉に入る時や水着を着る時などには他の人に見られてしまうことがあります。特に処理をしていないとムダ毛が生えたままになりますし、恥ずかしいと感じてしまうこともあるかもしれません。そこで脱毛サロンのお手入れがおすすめですが、乳がんの危険性がない理由など正しい情報をチェックしておきましょう。
胸のムダ毛を脱毛すると乳がんになるはウソ?ホント?
胸のムダ毛は脱毛サロンのお手入れで無くすこともできますが、胸脱毛をすると乳がんになるのではないかと言われることもあります。
胸脱毛で乳がんにはならない理由って?
胸に近い脇の下には大きなリンパが通っています。この部分に脱毛の光が当たることにより、乳がんを引き起こすのではないかという疑いで、胸脱毛が危ないと言われるようです。
ですが、実は光脱毛で使われる機械の光はそこまで強いわけではなく、特に乳がんのリスクが高まってしまうことはありません。
そもそも乳がんにはさまざまな原因がありますが、女性ホルモンの一つであるエストロゲンが深く関わっています。胸の脱毛を受けたとしても、エストロゲンの分泌量が増えるといった心配はありません。
正しいお手入れ方法であれば胸脱毛で健康的な身体に!
胸のムダ毛を脱毛しても健康に悪影響を及ぼす可能性はなく、逆に美肌効果が期待できることもあります。
医療脱毛の場合はレーザーの出力が強いことで大きな痛みを伴ったり、皮膚が赤くなるといったトラブルもありますが、美容脱毛とも言われているエステサロンの光脱毛はスキンケアもできますので、お肌をキレイにできるでしょう。
脱毛サロンの基礎知識や店舗一覧などは、こちらのページが参考になります!
胸にムダ毛脱毛=乳がんが噂されるわけ
乳がんになると抗がん剤治療を受けることが多く、その副作用で脱毛になる人が多いことから、胸にムダ毛脱毛=乳がんという方程式が噂されるようになったと考えられます。
しかし実際はそんなことはなく、胸周辺の脱毛によって乳がんの発生に繋がるという科学的根拠は証明されていないようです。心配な場合はサロンやクリニックでカウンセリングを受ける際に確認してみても良いでしょう。
乳がんってどんな病気なの?
乳がんとは母乳が通る乳管から成る入選組織に悪性の腫瘍ができた状態のことで、このがん細胞は1㎝ほどの大きさになるまでに約5~8年掛かると言われています。
このがん細胞は女性ホルモンの影響を受けて増殖することが分かっており、リンパ管や血管を通り他の部位にも転移する可能性があります。
乳がんになりやすい人の特徴
一般的に乳がんは遺伝もあるということが分かってきていますが、その他にもリスクが高いとされる人の特徴があります。
まず初経年齢が早いまたは遅い、出産歴が無いまたは初産年齢が遅い、そして授乳歴がないこと。それから閉経後の肥満や飲酒習慣も乳がんに掛かりやすくなる要因です。
女性ホルモンであるエストロゲンは、乳がんの発生や増殖に大きく関わっており、このエストロゲンレベルが高い人に乳がんの発生が多くみられる傾向があります。
乳がんの症状とは?
それでは主に、乳がんにはどのような症状がみられるのでしょうか。以下でチェックしてみてください。
まず代表的なのが乳房のしこりです。全てのしこりが乳がんであるとは言い切れないため、判断が難しいのですが、大きさが1㎝を超えてくると自分でも触って分かるようになってきます。少しでも気になる場合には早めに医療機関を受診してください。
次に多いのが乳房の変化です。えくぼのようにくぼみができる、腫れが見られたら乳がんの疑いが考えられます。特に皮膚表面がオレンジ色に腫れている場合は要注意を。
その他にも乳房付近の脇、胸骨、鎖骨周辺のリンパ節に腫れを感じたら、乳がんの疑いがあります。リンパ節が貼れてくると腕のしびれを感じることもあるので覚えておくとよいでしょう。
注意すべき症状
以下の症状が見られる場合には、お近くの医療機関で診察を受けることをおすすめします。
・乳房にしこりがある。
・乳房の皮膚にかゆみやタダレがある。
・血栓乳頭分泌がある。
・乳房の皮膚にくぼみがある
・乳房に痛みや張るような自覚がある。
良性と悪性の見分け方
自分でも見分けられる良性と悪性腫瘍の違いがあります。おおまかには良性はゴムの様に弾力があり、指で押すと中で逃げる感じがあるもの。
悪性は石の様に硬く、指で触っても周囲に逃げていかず動かない感じがあります。また境界線も曖昧なことが多く、そのような場合には個人で判断せず、一度専門医を受信すると安心でしょう。
胸・乳輪周りのムダ毛はみんなどう処理している?【アンケート結果】
実際、胸や乳輪周りのムダ毛が気になる女性がどれほどいるか、インターネット上でアンケートをいたしました。
【アンケート集計の詳細】
●2019年12月21~22日にインターネット上にて、20~30代女性100人を対象に実施
●回答者の地域:全国
●質問内容:胸や乳輪・乳首周りのムダ毛、気になりますか?
その結果…気になると答えた女性の方が61%と、少し多かったですね。うっすらとあるうぶ毛でも、バスト周りは気にしがちです。
胸のムダ毛が気になる方の回答
●乳輪の黒い毛が明らかに目立つので、抜いて処理しています(25歳女性:茨城県)
●カミソリで沿っているが、放っておくと太い毛が生えてくる(28歳女性:東京都)
●乳首だけでなくバスト・デコルテ全体が気になりますので、今年から脱毛サロンに通って処理してもらっています。肌ツヤがよくなりました!(31歳女性:静岡県)
胸周りのムダ毛が気になる方は、抜いたりカミソリで処理するほか、脱毛サロンでお手入れしてもらうという選択肢もありますね。
胸のムダ毛が気にならない方の回答
●露出しない服を着ることが多いので、別に気にしません(33歳女性:東京都)
●前はカミソリで処理していました。ですが、乳首のところはお肌が傷つくのが嫌なので、今は特に自己処理していませんね(29歳女性:大阪府)
●彼氏に『脱毛した方がいいよ』と、もしも言われたら何かしらの処理をすると思いますが、胸のムダ毛は基本放置です(27歳女性:北海道)
一方で、胸のムダ毛が気にならないという女性の回答も抜粋しましたが、あまり見られない部位だからという理由や、肌へのダメージを気にして自己処理していないという意見もありました。
ですが、アンケート回答でもあるように、彼氏や夫から胸・乳首周りのムダ毛を見られて、指摘されたり悪い印象を与えてしまうことを考えると、常にキレイにしておきたいですよね。
胸・乳輪周りのムダ毛で適切な自己処理方法は?
アンケート結果ではカミソリを利用している人もいましたが、手軽にできる反面デメリットもありますのでおすすめしません。
肌に直接触れない、電気シェーバーなどが使いやすいのでチェックしておきましょう!
胸・乳首のムダ毛でNGな自己処理方法
乳輪周りの皮膚は乾燥しやすく、カミソリで処理すると肌荒れの原因になるため注意しましょう。カミソリのほか、毛抜きで1本ずつ処理する方もいますが強引に引き抜くと、埋没毛ができる原因になります。
埋没毛は見た目が悪くなるだけでなく、埋没毛により黒ずみができてしまうこともあるので、デリケートな部位ではカミソリや毛抜きは避けるべきです。
胸・乳首のムダ毛処理はシェーバーがおすすめ!
胸周りのムダ毛処理は電気シェーバーが利用しやすく、お肌に直接刃が触れないので安全です。
胸の下側は見にくいですが、電気シェーバーであれば手軽に処理できます。最近では市販の電気シェーバーでも性能が良く、安価で購入できます。
ただ、電気シェーバーの自己処理でもお肌のアフターケアも重要で、処理後も保湿クリームなどでケアしておくようにしましょう。
脱毛サロンでのお手入れも!
また、自己処理での手間やスキンケアが気になる方は、脱毛サロンでのお手入れもおすすめですね。
美容脱毛であればバスト・デコルテ全体を処理できて、美バストを目指せます。また、乳輪周り以外にもお腹や背中など、気になる部位があれば全身脱毛でまとめてキレイにできますね!
参考ページ:胸脱毛のおすすめサロンをチェック!
脱毛サロンでは胸など、気になる部位にあわせて最適の脱毛プランを提案してくれます。中には100円で全身脱毛してもらえるサロンもありますので、無料カウンセリングから気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
自己処理を続けるデメリット
胸周りは皮膚が柔らかく、自己処理では肌に傷を付けてしまいやすいパーツです。一度傷がついてしまうと見た目が気になるだけでなく、肌荒れやさらなる炎症にも繋がり兼ねません。
例えば、カミソリを使ってムダ毛を処理していると、肌表面の角質層も一緒に削ってしまいます。ダメージを与えるだけでなく、角質層がなくなることで肌が乾燥しやすくなり肌トラブルが起こりやすくなります。
他にも、毛抜きを使ってムダ毛を抜くと、毛穴が無理矢理開くことによってダメージを受け、出血することもあるでしょう。毛が埋まってしまう埋没毛になるリスクも高いです。そうなれば、肌触りも悪くなり、毛も濃くなるといった悪循環に陥ることになるのです。
脱毛サロンでプロに頼んで脱毛すれば、ツルツルで美しい肌に生まれ変わるでしょう。
胸脱毛をすることで起こりうるリスクとは?
ただし、胸脱毛など脱毛サロンのお手入れでは、乳がんにはならなくても別のお肌トラブルやリスクがありますので、以下の注意点をチェックしておくといいでしょう。
胸脱毛の注意点1|硬毛化のリスク
胸の脱毛を受けた場合、どのようなリスクがあるのかチェックしておきましょう。
まずは特殊な光を肌に当てることにより、毛根を刺激してしまうというリスクが考えられます。これは硬毛化というトラブルであり、毛根が活性化することで施術前よりムダ毛が濃く太くなってしまうということです。
光脱毛は出力が弱いので、硬毛化のリスクはそこまでありませんが医療レーザー脱毛の場合は比較的硬毛化や増毛化が起きやすいですね。
胸脱毛の注意点2|肌トラブルのリスク
脱毛サロンの脱毛では毛根にダメージを与えることになるため、お手入れ後は少し肌が赤くなることがあります。これは軽い火傷状態と言われていますが、脱毛してから3日以内に治まることがほとんどです。
胸脱毛では特に肌トラブルが懸念される部位ですので、スキンケアが大事ですね。化粧水や保湿クリームなどで肌をケアすることにより、赤みを抑えることができます。
3日以上赤みが続く場合、脱毛サロン側へ早めに相談しましょう。脱毛を受けると肌のバリア機能が低下するため、毛包炎が発生することもあります。見た目はニキビと似ていますが、痛みを伴うこともあるので注意が必要です。
参考記事:脱毛後に発生する赤いブツブツの正体って?
胸脱毛の注意点3|脱毛時の痛み
胸部は皮膚が柔らかいため、施術時に痛みを感じる場合もあるようです。人によって痛みの感じ方は様々ですが、どうしても痛みが気になるという場合は、麻酔クリームや冷却ガスを用意しているサロン、クリニックもあるので、事前に確認しておくと安心でしょう。
麻酔クリームや冷却ガスは使用することで傷みを軽減する効果があります。
胸脱毛の注意点4|剃り残し
施術を受ける前にムダ毛の処理をしておく必要がありますが、特に胸の下部は自分で確認しづらく剃り残しが起きやすい部位です。
剃り残しがあると、剃毛に追加料金を取られることもあるので、その点は脱毛するサロンで確認しておくことをおすすめします。また自分でも剃り残しが無いかどうか、脱毛前に確認することを忘れないように。
胸脱毛の範囲はどこまで?
胸脱毛の範囲は、一般的に鎖骨からアンダーバストまで全体をいうことが多いのですが、中には乳輪は別範囲としているサロンもあるようです。
多くの脱毛サロンでは色素に反応する光脱毛であるため、肌と色の違う乳輪部分の脱毛ができない場合があります。これはヤケドの恐れがあるため、日焼け後の肌やホクロ部分等と同様、脱毛不可とされています。
しかしサロンによっては最新の脱毛方式を取り入れおり、色素に関係なく脱毛ができる場合もあるので、予め確認してみるとよいでしょう。
胸の脱毛にはこんなメリットがある!
女性でも胸部やその周辺の毛が濃くて悩んでいる人は案外少なくないようです。特に夏場、デコルテラインを強調したファッションや、水着を着る際には自己処理が大変ですね。
そんな悩みも脱毛によって解決されます。脱毛をすることでムダ毛がなくなるだけでなく、肌トーンもアップし、透明感のある美しい素肌に生まれ変わりますよ。ここからは、胸を脱毛するメリットをご紹介します。
デコルテが綺麗に見える
胸の脱毛ではデコルテ部分も範囲に含まれることが多いです。デコルテとは首筋から肩周りにかけての部分であり、胸とデコルテ部分は首元まである服以外では常に見える部分です。このデコルテ部分にもムダ毛が多くあり、薄く細い産毛でも数が多いため影ができてしまいます。
そこで胸の脱毛をすることで、デコルテの産毛がなくなり透明感がある綺麗な肌になります。薄着をする季節であれば目立つ部分なので、脱毛すれば自信を持っておしゃれを楽しめるようになるでしょう。
自己処理による手間・ダメージが減る
胸脱毛のお手入れ範囲は、胸・デコルテ・乳輪周りなどです。この部分の肌はデリケートであり傷つきやすいため、注意して自己処理しなければ肌にダメージを与えることになるでしょう。カミソリなどで定期的に処理する場合、肌へのダメージは蓄積していき、肌トラブルのリスクは高くなります。
カミソリや毛抜きを使って自己処理をして肌トラブルが起きると、肌がザラザラとしてしまい見栄えも悪くなってしまうでしょう。
胸を脱毛することで、自己処理によって起こる肌トラブルのリスクを大幅に軽減できます。胸やデコルテ部分を綺麗な状態で保ちたい方におすすめです。また、カミソリなどで自己処理をすると、数日経って毛が生え始めるとチクチクしますが、脱毛すれば気にならなくなります。
胸や乳輪周りの脱毛が恥ずかしい理由!スタッフも配慮してくれる
乳輪周りのムダ毛を、カミソリを用いてお手入れしている女性も多くのではないでしょうか。
ただ、胸の周りや乳輪などは皮膚がとても薄いので自己処理で誤って傷を付けてしまうなどのトラブルが起こることもあります。
対してサロン脱毛などの場合は減耗が目的になるので、少しずつ毛量が少なくなり産毛のような細いムダ毛でもしっかりとお手入れして貰うことが可能です。
ちなみに、首から胸元にかけてのラインのことをデコルテといいますが、デコルテは胸元が大きく開いた洋服を着たとき、水着になったときなどは人目にさらされる部分の脱毛を行うことで、デコルテラインをよりきれいに見せることができるようになるといいます。
乳輪周りなどは普段人目にさらされる部分ではありませんが、胸脱毛を受けることでデコルテラインなどもきれいにお手入れしておけば、水着になったときでもきれいに胸元を見せることができるメリットがあります。
サロンに通う回数目安
脱毛サロンの場合、通常8~12回、医療脱毛の場合は5回~7回で効果を感じるようです。
お手入れが楽になるのは上記の半分ほどの回数が目安で、濃い毛ほど効果を感じやすいです。
サロン脱毛の注意点
胸周辺のムダ毛は、産毛のように細く色素が薄い毛であることがほとんどです。脱毛サロンで行っているお手入れは「光脱毛」という方法で、ムダ毛の毛根にダメージを与えることで脱毛効果を得られます。
この光が反応するのは黒色の色素(メラニン)であり、色素が濃いほど光が反応するため効果を実感しやすいです。しかし、色素が薄いと反応も弱く、お手入れ1回あたりの効果は弱いと言われています。
また、胸のムダ毛の色素の濃さには個人差があるため、人によって効果を実感するまでに時間がかかる場合もあります。
まとめ|サロン脱毛よりリスクが多いのは間違った自己処理
胸は他人に見せるのが恥ずかしい部分であるため、脱毛サロンや医療クリニックには行かず、自己処理したいという人もいるかもしれません。
自己処理のメリットは自宅で好きな時に行えるということですが、デメリットが多いことも知っておきましょう。
例えばカミソリや毛抜きで間違った自己処理をした場合、埋没毛のリスクが高まります。埋没毛はムダ毛が皮膚の中に埋もれてしまった状態のことであり、皮膚の中でムダ毛が成長することで目立ってしまいます。
自己処理をすると皮膚が傷付いて毛穴の出口が塞がり、ムダ毛が外に出られなくなってしまうことが原因です。毛抜きやカミソリで自己処理をしている場合、毛穴が盛り上がってしまうこともあります。
毛穴が盛り上がるとムダ毛が目立ちやすくなるでしょう。それと、肌の黒ずみも自己処理で多いトラブルの一つです。黒ずみの原因はメラニン色素ですが、これはもともと肌を守るために作られるものです。自己処理にはデメリットが多いため、エステサロンの脱毛を受けた方が良いでしょう。
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