脇に埋没毛ができやすいのは処理方法に問題がある!【正しいムダ毛処理を解説】
脇のムダ毛処理は目が届きにくい場所で、黒いぶつぶつができることもあり、意外に難しいものです。これは埋没毛と呼ばれるもので、ムダ毛処理で起こるトラブルの一つです。
では原因はどこにあるのでしょうか。また埋没毛を防ぐ方法はあるのでしょうか。こちらのページでは、脇で埋没毛ができにくくするための正しい処理方法をご紹介します。
脇に埋没毛ができやすい原因は?|自己処理の方法に注意
脇に埋没毛ができやすくなる原因について、最初にご説明します。埋没毛は、本来は皮膚の外に生えてくるべき毛がムダ毛処理などで毛穴が炎症を起こしたり古い角質が広がってしまい、外に伸びてくることができずに皮膚の中で成長してしまうものです。
特に太い毛が生えてきたり、頻繁にムダ毛処理を行う脇に起こりやすいようです。埋没毛の原因の多くは、自己処理にあります。脇の自己処理の場合の多くは、カミソリや毛抜きを使ったり、クリームなどの薬剤を使用します。これらの方法ですと肌にダメージを与えたり、炎症を起こすことが多いです。
そうすると、身体の反応として、ダメージや炎症が起きた場所を修復しようとしてかさぶたができるなど、毛が表に出てくることができない状態が生じます。
- 肌のうるおいを保つ角質まで削ぎ落としてしまう
- 肌が乾燥して油分を出そうとした結果、毛穴が詰まる
- 肌の古い角質が溜まり、皮膚の内部から毛が生えなくなる
原因その2|お肌の乾燥
カミソリによるお手入れは肌に負担が掛かるため、アフターケアを念入りにしないと乾燥しやすくなります。このアフターケアを怠る、もしくは水分が不足した状態で放置してしまうと、皮膚が硬く分厚くなっていき本来開いているべき毛穴を塞いでしまうのです。
特にカミソリで剃られたムダ毛は、毛が根本から抜けるのと異なり断面が鋭くとがった状態になります。
これらの毛が垂直に生えていけば良いのですが、中には途中で角度を変え、肌の表面ではなく内側に突き刺さるように入り込んでいくことがあります。これが乾燥した肌と合わさると、黒く目立った埋没毛を生んでしまうので気を付けたいですね。
原因その3|ブラジリアンワックスや脱毛テープの使用
ブラジリアンワックスや脱毛テープは、溶かしたワックスやテープを肌に直接塗布し、乾いた時点で引きはがす、という処理方法です。効果がある分、肌へのダメージも大きいため、肌表面に傷やかさぶたができやすく、埋没毛を作りやすいと言えます。
手軽に短時間でムダ毛を処理できる点はメリットですが、肌トラブルや埋没毛を生み出すいことも念頭に入れておきましょう。
埋没毛は陰部にもできる!
デリケートゾーンのVIOにはしっかりとした太い毛が生えています。そのため処理をした後に埋没毛ができやすいという悩みを抱えている人も少なくないでしょう。
またムダ毛処理以外にも、敏感肌になりやすい生理時は要注意。下着との摩擦などでも知らぬ間に肌にダメージが加わり、埋没毛ができているなんてことも。
VIO部分にできてしまった埋没毛は、それ以上の肌トラブルに繋がらないよう清潔に保ち、万が一痛みや痒みが出た場合には産婦人科や皮膚科で相談をするのが安心です。
埋没毛ができたらどうしたらいい?
埋没毛ができてしまったらどのように処理すればいいのか、ここではやり方をいくつかご紹介します。
ご自身に合った方法できれいにしましょう!
ピーリングをする
自分で埋没毛をなんとかしたい場合におすすめなのがピーリングです。スクラブやピーリング用のジェルなどを使い、肌の古い角質を取り除けます。
なぜピーリングが埋没毛にきくかというと、ピーリングをすることで肌のターンオーバーを促すことができるので、早く埋没毛が表面に出てきます。もちろん無理やり抜いてしまうよりは遅いですが、肌に負担をかけたくない方におすすめです!
皮膚科に行く
一刻も早く埋没毛をなんとかしたい、自分でなく安心できる誰かに処理を任せたい……そんな方におすすめなのが皮膚科を受診することです。
埋没毛や皮膚の状態に合わせた処理をしてもらえるますし、医療機関なので安心です。
埋没毛を作らないために!効果的な脱毛方法とは
できれば作りたくない埋没毛。ムダ毛処理の際にどんな点に気を付けて行えばよいのでしょうか。効果的な脱毛方法についてみていきましょう。
脱毛サロン
脱毛サロンでは、丁寧なカウンセリングを行った上でお肌をいたわった施術が行われます。まず脱毛機器を使用する前には美肌成分入りのジェルをお肌に塗布したり、アフターケアも充実しています。そのため肌が乾燥して埋没毛の原因に、なんてことはありません。
またカミソリのようにムダ毛をカットするのではなく、毛根にアプローチして毛を除去していくので、太い毛が後から生えてくる心配もなく、毛がだんだんと薄くなっていきます。これまでのお手入れに費やしていた時間まで短縮できてしまいます。
脱毛サロンの特徴
脱毛サロンでは経験豊富なスタッフが一人ひとりの肌状態に適した脱毛プランを提案してくれます。初回では丁寧なカウンセリングのもと、気軽に普段のムダ毛に関する悩みや希望を伝えることができ、アフターケアまでしっかりと行ってくれるので安心です。
脱毛サロンでは痛みの少ない光脱毛による施術を受けられ、サロンによっても特徴が異なります。脱毛初心者さんや、痛みに抵抗があるという人、またリーズナブルに脱毛を始めたい人などにおすすめです。
脱毛サロンのメリット・デメリット
脱毛サロンで受けられる光脱毛に関して、もう少し詳しく説明しましょう。
光脱毛は、主に黒いメラニン色素に光を当てアプローチしていく脱毛方法です。そのため日焼け後の肌や色素の薄い毛には反応しにくいデメリットがありますが、痛みは少なく短時間で脱毛が終えられる点はメリットです。
また料金設定も比較的安価で、お得な割引サービスも豊富。全身脱毛を始めるにもパーツのみ部分的に脱毛するにもお財布に優しいのがポイントです。
医療クリニック
医療クリニックでは有資格の医師による医療脱毛を受けられます。クリニックでは光脱毛と異なり、強いレーザーの光を照射して、毛根へ直接ダメージを与える施術方法です。
短期間で確実に効果を実感したい人におすすめの脱毛方法と言えます。
医療脱毛のメリット・デメリット
医療脱毛のデメリットは、何と言っても痛みが強いこと。強いレーザーの光で毛根に照射するため、肌への負担はかなり大きくなります。
短期間で効果を得られやすい反面、費用も脱毛サロンに比べて高額です。
しかし万が一の肌トラブルの際には、免許を保持する医師が対応してくれるので、その点は安心できるでしょう。
脇に埋没毛ができた時の対処方法は?
では、脇に埋没毛があった際にどう対処するべきでしょうか。よくあるのが、無理やりほじくって抜こうとするケースですが、この方法ですと皮膚に炎症を起こすことにつながり、場合によっては化膿してしまう場合がありますからおすすめできません。
脇の埋没毛については、そのまま皮膚のターンオーバーで自然に抜けるのを待つ手段があり、ほかにもスクラブやピーリングで治すのも効果的です。
また、ほかの対策方法として、ボディクリームで保湿を行うこと。
肌の表面が乾燥してしまうことで、古い角質を溜めてしまうことも。
乾燥を防ぐために、お風呂上がりや寝る前などにはボディクリームを塗って、肌から水分を逃さないようにしましょう。
それと、ホットタオルで毛穴を開くことも埋没毛対策になります
毛穴の詰まりが原因で起こる埋没毛。毛穴を開かせることで、埋没毛を改善できるケースもあります。
自宅で簡単に毛穴を開かせることができるのが、ホットタオルで肌を温める方法です。ホットタオルで肌を温めて、毛穴を開かせることで、埋もれていた毛を外へ出しましょう。
埋没毛が出来た時にやってはいけないことは?
埋没毛ができたてしまったら、まずは自分で引き抜いたり処理しようとせず、放置しておきましょう。やたらと触ってしまうとかえって肌を痛める原因になります。
また痛みがあったり、しこりができたり、ニキビのように赤く腫れあがってしまった、という場合には、迷わず皮膚科や専門医を受診しましょう。
頬っておくと黒や茶色の跡として残ってしまったり、更なる炎症を招く原因になります。
埋没毛ができにくくするための正しい脇のムダ毛処理方法は?
では、埋没毛にならないようにする予防対策にはどんなものがあるでしょうか。自己処理で心がけることや大切な点になりますが、まずは無理やり抜こうとしないことです。
無理やり処理するということは、当然のこととして肌へのダメージが伴います。ですが、どうしても毛抜きや引っこ抜くタイプの脱毛器などを使用したい場合は、肌や使用する機器を消毒したり、一気に行うのではなく慎重に行うとよいでしょう。
このようなムダ毛の自己処理を続けていると、埋没毛の原因となる毛穴の詰まりやその他炎症などの肌トラブルに発展しやすくなります。
- 無理に毛を抜くことで毛が途中でちぎれて埋没毛になる
- 毛を抜いた部分の肌が炎症を起こす
脇の自己処理では電気シェーバー|脱毛サロンでのお手入れも
さらに脇の処理では、剃るタイプの電気シェーバーを使用するとよいかもしれません。電気シェーバーだと、直接肌に刃が当たらないものが多く、皮膚への刺激を極力避けることができます。
なお、頻繁に行う自己処理が面倒だと思われる方は、脱毛サロンでお手入れを受けるのがよいでしょう。特に脱毛サロンで使われているフラッシュ脱毛は、肌への刺激が少ないことで知られています。
脱毛サロンでの処理は最初は頻繁にいく必要もあるかもしれませんが、徐々に施術回数を減らすことができますし、アフターケアもしっかりしていますので、安心してお任せできます。
またどの方法でも脱毛後のケアが大切です。脇のケアといえば「アットベリー」が口コミ評価が高く人気ですが、こちらは脇の黒ずみだけでなくブツブツの解消や美白効果もある保湿ジェルです。
実際の使用感を試した「アットベリーの体験レビュー」も公開していますので、参考にご覧ください。
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✨埋没毛で黒ずみができる理由&スキンケア対策✨
脇の埋没毛に関するお悩みまとめ【Q&A】
最後に、埋没毛に関するお悩みにお答えします。埋没毛対策で気を付けておくべきとについて、Q&Aでまとめております。
Q1.埋没毛は自然に治る?
A1.炎症を起こしていなければ自然に治ることが多いです。
赤く炎症を起こしていたり、痛みや痒みが生じている場合は、別の肌トラブルを引き起こしている可能性があるため、早めに医療機関へ相談することをおすすめします。
ただ、そうではない場合、毛穴の詰まりを解消したり、肌のターンオーバーを促して角質オフしたりすることで、自然に埋没毛が解消されるケースも珍しくありません。
Q2.埋没毛にやってはいけないことは?
A2.皮膚から無理に毛を出そうとすること。
埋没毛をなんとかしたい!と、毛抜きで力任せに毛を抜こうとしたり、カミソリで肌を削って毛を出そうとしたりしてしまうと、さらに肌トラブルを引き起こして症状が悪化します。
埋没毛になってしまったら、まずは角質ケアと保湿ケアを行い様子を見ましょう。
Q3.埋没毛からニキビのような炎症になってしまった…どうすればいい?
A3.毛嚢炎(もうのうえん)の可能性があります。
毛包炎は、毛穴の奥の毛根を包んでいる部分(毛包、毛嚢)に起こる炎症です。
毛包部にできた小さなキズから細菌が感染することによって起こります。
赤みを帯びた発疹(丘疹)や周囲が赤く膿をもった発疹(膿疱)がみられます。
赤みを帯びており、軽い痛みや痒みが感じられる場合には、毛嚢炎になっている可能性が考えられます。細菌により、皮膚が炎症を起こしている状態のため、早めに医療機関で診てもらいましょう。
まとめ|脇のムダ毛処理は丁寧に!
脇のムダ毛処理を行うのは意外に難しいことがわかります。自己処理で埋没毛を起こさないようにするには、お肌への影響に気を付ける必要があることも理解できました。
お肌にダメージを与えず、キレイに脱毛したい方は自己処理より脱毛サロンなどがおすすめです。プロの視点でのアフターケアも万全ですから、仕上がりに満足できます。