ニキビがある状態でも脱毛可能?|脱毛によるニキビの悪化に要注意!
脱毛を行うには、肌の状態が健康であることが最も適した条件となります。しかしニキビなどの肌トラブルは完全に防ぐことが難しく、脱毛のタイミングの問題もあるために、多少の肌荒れがあった場合でも脱毛を希望するという人は少なくありません。状況によって可能な場合とそうでない場合がありますので、事前にチェックしておきましょう。
肌の状態次第ではニキビがあっても脱毛可能
ニキビにはいろいろな症状があります。比較的患部の膨らみが少なく、肌の表面に薄く白っぽいような吹き出物(いわゆる白ニキビ)がある程度の状態であれば、脱毛可能であると判断される場合が多いです。
ニキビがあってもサロンで脱毛ができる具体的な状態としては、
●ニキビの面積が小さく、赤く腫れている状態ではないこと
●触っても痛みや違和感がなく、肌の表面につっぱらない程度の大きさ
●広範囲でなく、ニキビの数が少ない
といった特徴が挙げられます。ニキビが赤く腫れていたり痛みがある状態だと、ニキビの症状が悪化する恐れがあるため、脱毛サロンでの施術が難しくなるでしょう。
また広範囲に広がって出ているのではなく、出現している場所が限られているなど、数の少なさという点も目安になるでしょう。肌荒れそのものが少なく、全体的になめらかできれいな状態で、肌の健康状態が良好であることも重要です。
サロンによってはニキビの状態をしっかりと確認した上で、影響が出ないように丁寧な施術を行ってくれるケースが多いので、まずはカウンセリングを受けてみましょう。サロンによって、ニキビに保護シールを貼って脱毛施術をしてくれるケースもあります。
ただし、ニキビの状態が炎症というレベルにまで達している場合には、上記でお伝えした通り悪化などの懸念から、施術を見送る選択をするサロンもあります。
ニキビが化膿・または黒みがある場合は脱毛の施術NG
ニキビが脱毛施術によって悪化するリスクについて、もう少し詳しく見ていきましょう。そもそも、ニキビは炎症を引き起こす皮膚疾患のことです。その原因となっているのはアクネ菌に代表される肌荒れ原因菌です。
ニキビの部分が白く炎症も見られないような軽い状態では、すぐに自然治癒する場合もありますが、赤く腫れて膿んできたり黒っぽい色になってきたりすることもあります。
膿が出ている状態は、肌の内側までダメージがある状態と言えますので、脱毛機による刺激がさらなる症状の悪化を引き起こす可能性があります。照射した部分が跡となって残ってしまうという場合も考えられますので、脱毛ができないと判断されます。
また、ニキビが黒っぽさを帯びてきている場合も要注意です。脱毛サロンで利用される光脱毛のほか、医療クリニックによるレーザー脱毛でも、ニキビの黒い跡に反応して悪化することがあります。
毛根部とは別の部分へ照射されることで皮膚へのダメージが大きくなることが予測されますので、その場合も脱毛ができないと判断されることがあります。
ただしニキビなどの肌トラブルがあっても、特殊な脱毛機で施術を可能としているサロンもありますので、自分で判断せずにまずはプロに見てもらうことをおすすめします。
まとめ|美肌を保つためにもニキビの悪化は避けましょう!
ニキビの程度によってサロンでの脱毛ができないこととその理由について解説しましたが、どのような場所で脱毛を行うかによって、施術可否の判断が分かれることもあります。
ムダ毛処理も大事ですが、美肌を手に入れることも重要です。状態があまり良くないという場合には無理をせずに、脱毛スケジュールを少し延期するということも視野に入れておきましょう。