長い埋没毛ができるのは脱毛処理方法の問題?|埋没毛の対処法まとめ
日々のムダ毛を処理していると、たまに出てくるのが埋没毛です。見てくれも悪く、なんとなく掘り返してみると「思ったより長かった」という経験がある人も少なくないのではないでしょうか。
ですがこの長い埋没毛、自己処理をすると肌に悪い影響を及ぼします。そこでこちらのページでは自己処理による危険性や、長い埋没毛に対する適切な対処方法をご紹介していきます。
埋没毛とは?
埋没毛(まいぼつもう)とは、皮膚の中に深く埋もれてしまった毛のことです。
何らかの原因で皮膚に傷がつき毛穴が塞がれてしまうと、毛が皮膚の表面に出てくることができません。
太い毛が生える部分や、お手入れを頻繁にすることで毛先が尖ってしまう部分は埋没毛になりやすいです。また、デリケートゾーンなど毛が生えるスピードが遅い部分も、カミソリ等で深剃りすると発毛中の毛が皮膚内に長く留まるため埋没毛になりやすいと言われています。
埋没毛になるとポツポツと黒く目立ち、放置すると色素沈着を起こす可能性もあります。また皮膚の下で毛が伸びている状態なので、人によってはかゆみを感じる場合があります。
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長い埋没毛ができる理由は?
長い埋没毛ができる原因は、誤った自己処理が原因だと考えられます。しかし元々外に生えていない長い毛が、日を追うごとにもぐっていき埋まってしまったという訳ではありません。
多くの場合では、毛抜きで無理やり引っこ抜いた際に皮膚が傷を負ったり、日々のカミソリでのダメージが蓄積したりし、毛穴がふさがってしまったことが原因です。
自己処理で埋没毛になってしまうと結果的に治療費で高くついちゃいますね…
— 脱毛の恐怖 (@datsumou_no2) February 3, 2021
中でも最も多いのが、カミソリや毛抜きによる自己処理です。カミソリを使って毛を剃ると安価で済みますが、毛だけでなく皮膚も一緒に削ってしまい、結果として毛穴を傷つけてしまいます。
毛穴が傷ついてしまうと、皮膚は修復しようとかさぶたを作ります。かさぶたを一切触らず放置しておけば毛穴はいずれ修復されますが、繰り返しカミソリで自己処理をほどこすと、皮膚が削られ続けなかなか治すことはできません。
毛穴はかさぶたによって絶えずふさがれ続けると角質となり、毛が外にでられなくなり長い埋没毛となってしまうのです。
埋没毛の形では長いもの以外では、真っ直ぐに生えているものや巻かれている状態で伸びるものなど、様々です。アフターケアが不十分な自己処理を続けると、埋没毛がどんどん長くなっていくので、以下の対策を取るようにしましょう。
埋没毛を放置したら痛みや痒みが出てしまった!
埋没毛を自分で処理せず放置していたら、痛みや痒みを感じるようになってしまったことはありませんか?
埋没毛は、普通なら痛みや痒みは発生しません。
もしも痛みや痒みが発生してしまったら、埋没毛周辺の毛穴に雑菌が入り込み、毛嚢炎などの炎症が起きてしまっている可能性があります。
埋没毛を毛抜きなどで無理に取り除こうとすると、皮膚を傷つけてしまい、そこから炎症に繋がってしまうリスクがあります。痛みや痒みが発生しない限り、埋没毛は自分で取り除こうとせず、様子をみておいたほうがよいでしょう。
ニキビや他の皮膚トラブルに繋がってしまう可能性も…
放置した埋没毛が皮膚の中で伸びていくと、毛穴を刺激したり、傷をつけてしまう可能性もなくはありません。
刺激された毛穴や傷に雑菌が入り込むと、ニキビができてしまうことがあります。前述の毛嚢炎やニキビなど、埋没毛が肌トラブルに繋がるリスクがありますが、埋没毛の処理をする前に、肌トラブルを治すことが先決です。
ニキビなどの吹き出物や炎症が起きた場所を刺激してしまうと、炎症が広がったりもっと酷くなってしまうので、症状に合わせた処置をし、炎症が収まってから埋没毛の処理をしましょう。
ひどくなる前に皮膚科医に相談しよう
埋没毛による肌トラブルが起きてしまったら、無理に埋没毛を処理しようとせず、気になっても触らないようにして様子を見てください。
市販薬を使うのも手ですが、原因や症状に合わない薬を使ってしまうと、かえって悪化してしまう可能性もあります。少しの肌トラブルでも、ひどくなる前に皮膚科医の診察を受けて、適切な処置を受けることをおすすめします。
埋没毛の処理は、炎症や吹き出物が治ってからでも遅くありません。まずはきちんと肌トラブルを治すことを考えましょう。
長い埋没毛を処理する方法は?
長い埋没毛の正しい処理の仕方にはいくつか方法があります。
自宅でできる処理の一つが、放置することです。埋没毛をどうにかしたい場合には、無理な自己処理をしばらくやめ肌に刺激を与えず、1週間から2週間は安静に放置するのがいいでしょう。
肌に休息を与えた後は、ピーリングやスクラブを行います。古い角質を取り除くことによって、埋没毛が外にでやすくなるのです。また、これらの処置の後には保湿をしっかりと心がけましょう。
ただ、自宅で長い埋没毛を処理しようとすると、時間が非常にかかる上に色々と気を付けなければならない手間が多くあります。そのうえ万が一誤った方法をとってしまうと、かえって悪化する危険性も含んでいます。
その結果、肌を綺麗にするつもりが汚くなってしまい、肌トラブルを起こすこともあるでしょう。
長い埋没毛の発生を防ぐためには、丁寧なお手入れができるエステサロンでの光脱毛がおすすめです。
【朗報】皮膚の中で伸びてた毛、ついに出てくるwww(※画像あり) https://t.co/HeineBJ2E8
もう何年も前の話だけど、ワイは喉にびっしり濃い毛が生えてて、埋没毛なんて日常茶飯事だった。永久脱毛してからはスッキリ綺麗になったで。— 松竹梅+ちょっとだけダイ大名言bot (@syochikubai) January 12, 2021
自己処理と比べてエステサロンに通うとお金がかかってしまいますが、自己処理での悪化や手間といったものからは解放され、しっかりと処理してもらうことができるので検討してみてはいかがでしょうか。
埋没毛対策になるピーリングには様々な種類が!
埋没毛を治すためにピーリングを試みる場合、いろいろな種類があることを知っておいたほうが良いでしょう。
ケミカルピーリング|薬剤によるピーリング
まず薬剤を使って肌の表面を溶かすケミカルピーリングは、正確に言えばフルーツ酸などの力によって古い角質を剥がし、新しい皮膚の再生を助ける働きがあります。
ケミカルピーリングでは薬剤によって軽い炎症のようなものが起きますが、その刺激によって新陳代謝が活性化して、新しい肌へと生まれ変わります。薬剤の濃度や塗る時間によって、肌への影響が変わってくるので安全に使用することを心がけましょう。
クリスタルピーリング|お手入れのし過ぎには注意!
クリスタルピーリングは、ごく微小のクリスタルの粒子を吹き付けながら吸引することで、角質を取り除いていく方法です。簡単にいえばやすりで表面を削っているようなもので、薬剤アレルギーなどの方には向いています。
ただし、クリスタルピーリングもやりすぎると肌へのダメージが強くなるので、慎重に行う必要があります。
レーザーピーリング|デメリットもチェック!
それとレーザーピーリングは、レーザーを照射することで、古い角質を取り除いていく方法です。
レーザーの熱量で火傷してしまう危険性があるので、レーザーピーリングでは同時に冷却を行います。真皮層への刺激ももたらすので美肌効果が高いですが、以下でもご紹介しています通り、レーザー治療にはデメリットもあります。
このように、ピーリングには様々な種類があり、埋没毛のためにどの方法を試せばいいのかは、体質や肌の状態などを考えて選んでいくことになります。
埋没毛はサロンで処理をしてもらうのがおすすめ!
埋没毛は、自分で処理しようとすると、毛抜きなどの物理的な方法に頼るしかありませんが、炎症などのリスクが高くなってしまいます。
そんな時は、サロンで埋没毛の相談をすることをおすすめします。美容サロンで行われる光脱毛は、物理的な処理を施すのではなく、毛を生やす細胞を弱らせて毛そのものが生えにくくなる脱毛方法です。
毛が生えにくくなれば、埋没毛になってしまうリスクも低くなるため、埋没毛の予防をすることができると言えるでしょう。
レーザー脱毛での埋没毛治療は要注意|痛みが強いです!
皮膚科など専門の医療機関で治療する方法もあり、医療レーザーで埋没毛の部分を取り除くことも可能ですが、脱毛サロンでのお手入れと比較してかなりの痛みが伴うため注意が必要です。
また、医療機関での脱毛では費用が高額になるため、そこまでおすすめはしません。美容皮膚科や脱毛クリニックに依頼する場合、20,000~30,000円ほどかかることもありますね。
参考記事▶︎ 医療脱毛(永久脱毛)の価格相場について
アフターケアはしっかりとしよう!
脱毛サロンで行う脱毛は、カミソリなどで行う自己処理と比べると、圧倒的に肌への刺激が低いです。しかし、まったくダメージがないわけではありません。
脱毛後の肌は熱を帯びており、乾燥しやすくとてもデリケートな状態になっています。他のちょっとした刺激でも炎症などを起こしやすくなってしまっているので、自宅でのアフターケアがとても大切。
刺激の低い保湿剤を使っていつもより丁寧に保湿をし、日傘などで紫外線対策もしてください。自宅でもケアをしっかりとすることで、美しい肌を保つことができます。
生活習慣も見直してみよう
埋没毛の予防をするためには、サロンでの脱毛やその後のケアを丁寧にするだけでなく、生活習慣を見直す必要もあります。
埋没毛の原因の一つに、古い角質がうまく剥がれ落ちず、固くなって溜まってしまうことがあります。ストレスを解消したり、バランスの良い食生活を送って心身の健康を保つと肌のターンオーバーが促進され、古い角質が剥がれ落ちやすくなるため、埋没毛の予防になると言われています。
肌のお手入れだけでなく、ストレスを溜め込まず、睡眠をしっかりと取り、バランスの良い食事を心がけるようにしましょう。
次の脱毛に行くまでムダ毛が気になる…自己処理をしたい時は?
脱毛サロンで施術をしても、ムダ毛がすぐになくなるわけではありません。自分で処理をするときに、気をつけるポイントについて見ていきましょう。
バスタイム中の処理はNG!?
ムダ毛の自己処理は、お風呂に入ったときにするという人がほとんどだと思いますが、実はバスタイム中の処理は肌に優しいとは言えないんです。
お風呂に入っていると、肌は水分を含んで柔らかくなり、カミソリを使うと毛穴の深くまで毛を剃ってしまいます。毛先が毛穴よりも下に入ってしまうと、伸びてきたときに皮膚へ潜り込んでしまい、埋没毛の原因となってしまいます。
お風呂でムダ毛の自己処理をするのは、避けたほうがよいと言えるでしょう。
電気シェーバーがオススメ
ムダ毛の自己処理に使うのは、カミソリよりも電気シェーバーがおすすめです。
カミソリは、力を入れると深くまで剃れてしまいますが、電気シェーバーは肌に当てて滑らせ内蔵された刃でムダ毛を剃っていくので、毛穴の下まで剃ってしまうリスクが低いです。
毛穴を傷つけたり刺激を与える恐れも低いので、カミソリと比べると肌への負担を抑えて処理できるでしょう。
除毛クリームも埋没毛対策に!【おすすめ商品もご紹介】
埋没毛ができにくい自己処理方法では、除毛クリームも有効ですね。除毛クリームの脱毛効果も高く、一人ひとりのお肌に合った商品を選ぶことで安心してお使いいただけます。
お肌にやさしい女性向きの除毛クリームでは、ミュゼコスメの除毛クリームがおすすめです。ミュゼプラチナムの製品である薬用ヘアリムーバルクリームは、@cosmeの口コミランキングでも1位に選ばれているほど評判が良いです。
などなど、除毛クリームへの抵抗がある方でもミュゼコスメの除毛クリームは使いやすく、サロン品質のお手入れを体験できるので一度試してみてはいかがでしょうか。
毛の流れに沿って処理をしよう!
ムダ毛を剃る時の動きにも気をつけなければいけません。
たとえばすねのムダ毛を剃る時、下から上へ刃を動かして剃っていたりしませんか?毛の流れに逆らって剃る、いわゆる「逆剃り」は、肌と毛穴への負担が大きいため、避けたほうがよいでしょう。
逆剃りをすると、ムダ毛と一緒に皮膚が引っ張られ、皮膚の一部を削ってしまい、カミソリ負けを起こしてヒリヒリとした痛みが出たり、出血してしまう原因になってしまいます。
ムダ毛の処理をする時は逆剃りはせず、毛の流れに沿って処理をしていきましょう。
埋没毛がある場合は事前に相談しましょう
エステサロンに限らずクリニックなど医療機関で行われる光脱毛は、施術後10日程で毛が毛根から抜け落ちるものですが、埋没毛の状態では抜けた毛が外に出ることができないので毛穴が黒いままになってしまうことがよくあります。
埋没毛の本数が少ない場合は1本ずつ埋没毛を取り除いてくれる店舗もあるため、埋没毛に困っている場合は事前にご相談しておくことをおすすめします!
ま他、エステサロンではキャンペーンもあわせてご活用いただくと、お得に通えます。ミュゼの最新キャンペーン特集記事もご参考までにどうぞ!
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